低温注意 2019 3 30
今日の朝のテレビでは、
東京で、桜が満開になったというので、
花見をしようかと思い、家を出たところ、
すぐに鼻先が冷たくなり、耳たぶも冷たくなったので、
花見は、中止しました。
これでは、「花冷え」どころか、雪でも降りそうな気候です。
私の家は、東京近郊ですが、
関東北部や山間部では、かなり寒かったと思います。
おそらく、4月も、寒い日が来るのかもしれません。
それにしても、4月の気候は変わってしまったと思います。
私は、チョッキを着るのは、好きではないので、
4月になると、薄手のカーディガンを着ていました。
ところが、男性向けの薄手のカーディガンは、
なかなか売っていなくて、探すに苦労していました。
しかし、この5年ぐらいは、
4月でも寒くて、厚手のカーディガンを着ていますので、
そういう苦労はなくなったのです。
「もう、日本には、春と秋がなくなってしまった」
行きつけの喫茶店のマスターが、そう嘆いていました。
確かに、4月は寒くても、5月になると急激に気温が高くなってしまいます。
一方、10月になっても、暑くて半袖を着る日もありますが、
11月には急激に気温低下があります。
おそらく、春と秋が短くなって、夏と冬が長くなった感じです。
今後、日本の気候がどうなってしまうのか。
春、夏、秋、冬の期間が均等になってほしいものです。
そういえば、関東南部でも、
隔年で、大雪になるようになってしまいました。
昨年が大雪だったので、今年は大雪はなかったのですが、
来年の1月か2月は、また大雪になるかもしれません。
世界経済や国際金融市場では、
また金融危機がやってくると言われていますが、
このような危機は、中央銀行による金融緩和で乗り切れますが、
「気候危機」は、どうすることもできません。
夏でも、極端に暑い日と極端に寒い日が交互にやってくるようになるかもしれません。
太陽に異変が生じると、そういう「症状」がでるでしょう。
さすがに太陽は大きすぎて「治療」するわけにはいきません。
神に祈るしかないでしょう。
太陽の「年齢」は、人間の年齢で考えると、「中年」です。
中年になると、成人病の好発年齢です。
もう太陽は若くない。
アークトゥルス 2018 5 13
アークトゥルスは、うしかい座の1等星で、
春の夜では、代表的な星です。
夜空でオレンジ色に輝く恒星で、
1等星よりも明るい「-0.05等級」なので、
誰もが目にしたことがあると思います。
特にオレンジ色に輝いているのが印象的です。
恒星というと、
遥か彼方の距離にあると思うでしょうが、
アークトゥルスは、近所にある恒星と言ってよいでしょう。
地球からは、約36光年の距離にあります。
さて、超新星爆発が懸念されている、
ベテルギウスは、約640光年の距離です。
もし、ベテルギウスが超新星爆発を起こすと、
最大で、太陽と同じ明るさになると言われています。
そうなると、地球では、冬に夜がなくなるかもしれません。
ベテルギウスは、冬の夜空の代表的な星です。
前置きが長くなりました。
私が最も好きな星がアークトゥルスです。
昔話をすると、実家は農家でしたので、
農作業の手伝いをして、
日が暮れて、ふと東の空を見ると、
アークトゥルスがオレンジ色に輝いているのを覚えています。
日本では、「麦星」あるいは「麦刈り星」と言われます。
麦を刈り入れる6月ごろ、
アークトゥルスが宵の空の頭上にくるからです。
この恒星には、「ハビタブルゾーン」があってほしい、
つまり、生命が生存可能な惑星があってほしいと思いますが、
この星は、赤色巨星に分類され、直径は太陽の24倍とされます。
これでは難しいかもしれませんが、
当時青年だった私は、この星を見ていると、
農作業の疲れが取れて、
エネルギーをもらっている気がしました。
私にとっては、「生命の星」かもしれません。
みんな、地球内部の紛争に夢中で、
宇宙の異変には関心がありません。
本来であれば、地球内部の紛争よりも、
「宇宙災害」から地球を守ることのほうが重要です。
多くの人は、
「そんな何光年も先のことなんか興味がない」と言うかもしれません。
しかし、身近なところでは、
最近、太陽の「体調」が悪いのです。
さすがに、大きすぎるので「治療」するわけにはいきません。
せいぜい、神に祈るしかないでしょう。